喪主となり葬儀を執り行う立場となった場合には、葬式に関するありとあらゆることを決めて準備もしなければなりません。その中の一つであり重要な役割が、訃報の連絡をするというものではないでしょうか。まず親族や近親者に知らせるようにしましょう。基本的には、葬式の日取りを決める前に行います。故人と親しかった友人やお世話になった人、勤務先や取引先、そして学校や関係団体などへも知らせましょう。その際には、知らせ漏れが起きないようにリストを作りチェックしていくと安心できます。
葬儀を執り行うという訃報を受けた際には、故人との間柄によっては供花を贈ることになります。お悔やみの気持ちを込めた弔意として、葬儀場に供える生花であり、特別な決まりがあるわけではないので、気持ち次第で誰でも贈ることができるものとなっています。基本的には白菊をメインとした生花となっていますが、近年ではでは洋花が使われることも多くなっており、葬儀の際に設けられた祭壇や斎場の入り口などに飾られることになります。
お葬式の際、故人に供えるお花として、供花を贈る人は多いのではないでしょうか。ただ、供花を贈る際はいくつか注意することがありますので、マナーを守って贈るようにしましょう。たとえば、会場に届けるタイミングは、お通夜の前を心がけましょう。また、宗教によって選ぶ花やマナーが異なりますので、ご遺族に宗教を事前に確認してから贈るのも大切です。もちろん、お花を選ぶ際も、派手過ぎない落ち着いた色のお花を選ぶようにしなければいけません。
お別れの会は、家族や近親者のみで葬儀をして火葬まで済ませ、その後日を改めて故人と親交があった友人や知人、そして会社の関係者などといった、さまざまな人たちを招いてお別れをしてもらうという葬儀のスタイルです。偲ぶ会や送る会などといった名称で呼ぶこともあります。芸能人などは、葬儀は近親者だけ済ませて、後日お別れの会を行いますという告知をすることが多々あります。よって、たくさんの人が参列することが出来るような、有名人だけに限ったものだと思っている人も多いかもしれませんが、必ずしもそうだということではありません。
