仏式では、通夜は葬儀・告別式と同様の心構えで、通夜ぶるまいまで行い、葬儀・告別式は時間の配分に注意しながら出棺まで執り行います。その後、火葬を行い故人の命日から一定期間を喪に服し、法要であったり、埋葬や日々の供養へと流れて行きます。埋葬方法は、お墓がある場合には墓地の管理と納骨の時期を相談することがチェックポイントになり、お墓がない場合には下見をかねて墓地を選択し、石材店を選んで打ち合わせをして見積もりを取り、問題がなければ契約をします。
葬儀の準備を進めるときに、忘れずに準備を進める必要があることがたくさんあるため、事前に確認を進めていくことをおすすめします。喪中はがきの準備を進めていくことも大切なので、はがきを用意するだけではなく、プリントをするなど、手間がかかると感じる方は、便利なサービスを見つけることも大切です。手間がかかると感じることは、オンラインサービスを利用して、プリントを代わりに任せる方法もあるため、手間を省くことができます。
全国には様々な特色がある葬儀業者がありますが、最期のサポートまでこだわりたい場合には、経験豊かな従業員が揃っているところに依頼をすることが肝心です。最近では、湯灌や納棺などの対応が優れている業者について様々な媒体で紹介されることがあるため、隙間時間を使って不安なく任せられるところを見極めることがおすすめです。また、サポートの内容によって葬式の費用に大きな差が出るケースもあり、予算内で納得のいく葬式の手配をしたい場合には、複数の業者の最新の料金システムを比較することがポイントです。
いずれ、人は死について考えなければなりません。高齢者にとって、葬儀を執り行う段取りを含め、最期に会いたい人がいたり、やり残すことがないように終活を行うでしょう。そのなか、遺書の用意も必要になります。いわゆる遺言書になりますが、死んでしまった後にお墓はどうすべきか、今まで言えなかった感謝の気持ちなどを伝える書類です。しかし、手紙とは異なり、法的手段として用いるものにもなり得ます。それが遺産相続で、子どもが複数いたのなら、分割しなければなりません。