人生の終わりに向けて活動することを、終活といいますが、なにをやればよいのか分からずに困っているかもしれません。もしも、自分が死んだあとに家族や知人に伝えたいことがあるのなら、遺書を用意することを考えたほうがよいです。何枚でも書いても大丈夫なのが遺書なので、読んでもらいたい方の全員分を書いておけば、それぞれに対して思いをしっかりと伝えられるでしょう。書き方にはルールがないので、きちんと思いを込めて、書きたいことをすべて文章にすることをおすすめします。
日本では葬儀が終わった後は、一部の例外を除いたほとんどが火葬されます。そして骨壺に入れてお墓に納めるのが従来の方法でしたが、現代では様々な埋葬方法から選択できるようになっています。特に後の世代に管理する負担を掛けたくなかったり、費用を抑えたいという目的で、墓標を持たない形の永代供養が注目を集めています。そして自身の埋葬と同じタイミングで、墓じまいとして先祖代々と一緒の埋葬を検討する人もいます。具体的な埋葬方法は多種多様で、建物の中に設置してある小さめな個別のお堂を使用したり、樹木を墓標代わりに使用するといった形があります。
身内が亡くなった際に喪中はがきを誰に出せばいいのか分からなくなっている方々は、お世話になった人全員にはがきを出す事を意識してください。親族にも出すのが一般的だと言われており、親族なら身内が亡くなった事を知っていて当然と考えるかもしれませんが、遠い親戚の場合は知らない事もあるためです。喪中はがきは年始の挨拶に代わるものというのも、はがきを親族にも出しておくべきと言われる理由で、送られた側が嫌な気持ちになる事もありません。
亡くなった方の最期の葬式をするときには葬儀社のサポートを利用してみましょう。葬儀社は葬式当日から宿泊先の手配まで一貫して行ってくれます。そのためスムーズに葬式ができるのが魅力です。具体的にどんなことをしてくれるのかというと、故人の安置や納棺をしてくれます。他に遺影の準備から会葬礼状なども対応してくれるので便利です。ちなみにいくつかの葬式プランが用意されています。どれを利用するのかにより料金が変化するので注意しておきましょう。
