葬儀にかかる費用は大きく四つに分けられ、葬儀の運営にかかわる一切の費用のほか、読経や戒名料などの宗教家に支払う費用や霊柩車や火葬場、式場の賃料、通夜ふるまいなど参列者の接待費用などがあります。運営にかかる費用には祭壇や棺の代金、式場の設営から式の運営、それに付随する遺影や生花、業者の人件費などが含まれています。
これらは、一式料金という形でセットになっていて、棺に関してはセットで決められたものより高いものも選べるようになってるのが一般的です。ほかの内容は業者により多少の違いはありますが、ほぼ同じです。ただし、必ず祭壇は含まれています。つまり祭壇のない葬儀はありえないということで、無宗教式でも宗教祭壇でなく花祭壇が組み込まれています。
祭壇が何故はずせないのは業者にとっては使い回しができるので利益をうみやすいという裏事情があるからということを考えれば、オリジナル葬では祭壇なしのお葬式も可能ということになります。