もうすぐ自分や家族が亡くなるかもしれないと感じている時に、死後に向けた事前準備としてやっておきたいのが終活です。現在ではエンディングノートと呼ばれるノートを書く人が増えており、自分の死後に備えて身近な人に伝えておきたい希望などをノートに記す事で、自身の気持ちを周囲に伝えられます。
エンディングノートは遺言書と違って法的な効力はありませんが、自身の気持ちをストレートに伝える手法として注目されており、資産に関する事などを記載するのもおすすめです。預貯金や年金の取り扱いについて記載するだけでなく、有価証券や骨とう品などを所有している方々は、貴重品の扱いについてもエンディングノートに書いてください。
葬儀の時に知らせてほしい友人や親せきの名前を書いておく事も重要で、連絡先もセットで書いておく事で葬儀に多くの人が駆け付けてくれます。臓器提供や献体に興味を持っている方々は、その情報をエンディングノートに記載しておくだけで他人の命を救えるかもしれません。
希望する埋葬方法があるという人は具体的な埋葬方法の情報なども書いて、終活の準備を進める必要があるので、すぐにでもエンディングノートの準備を始めてください。
